三月の料理(*^_^*)St.Patrick’s Day

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ちょっと遅いアップです<m(__)m>

 St.Patrick’s Day・・・・4世紀後半、アイルランドにキリスト教を伝えた守護聖人パトリックを祝う日のこと。聖パトリックの命日である3月17日がその日にあたります。
 当時、キリスト教がまだ異教だったアイルランドに「三位一体」の原理を教えるため、クローバーの一種である三つ葉のシャムロック(ツメクサ)を用いてわかりやすく説明したパトリック。この逸話から、後にシャムロックが聖パトリック・デーのシンボルとなり、イメージカラーも緑となりました。ちなみに、アイルランドの国花もまた、シャムロックとなっています。
三位一体とは……?=
  「父なる神」「御子イエス・キリスト」「聖霊」の三つの人格からなる、一つの本質を持った唯一神であるというキリスト教の奥義。
この三つの人格はそれぞれ別の役割を持っており、義と愛に満ちた創造主である「父なる神」は「御子イエス・キリスト」を通し「聖霊」によって人々に啓示や救い、導きを与える。なのでこの三つの人格は常に協力し合っていると考えられる。これは三つの神ではなく本質的にただひとつの人格的な働きを示すものである。
 このような歴史を持つ聖パトリック・デーですが、単に「グッドラック」のシンボルとしても使われているそうです。
 さて、アメリカの聖パトリック・デー。アイルランド移民の多いボストンなどから始まり、今では全米でお祝いされています。身体のどこかに「緑」をつけます。町全体が緑になります。この時期になると、シャムロックのかたちを型どったクッキーやお菓子が街のスーパーに並び、パーティーには「緑」一色となります。St.Vaientine’sDayの翌日から3月17日までは「緑」なのです。

当時米国に在住していた1981年3月17日に私はその日を知りました。  まだ、米国に渡って5ヶ月。英語力もならぬその頃、子供達に「Somethig Green」を身につけさせて登校させるべくだったのですが、私は全く知らず、普通の出で立ちで子供達を送り出したのです。

いつも車が運転できない私に代わって、近所のメイズ家のスージーにピックアップしてもらって子供達は1マイル離れた学校に登校していました。その日はEmily もElizabethもグリーンの髪飾り、洋服、ストッキングを得意げに私に見せてくれたのです。

何の不思議も思わなくって、午後、下校してきた娘を迎えました。いつも楽しそうに通っていた学校なのに帰宅して初めて泣きじゃくったのです。みんなにピンチ(抓る)されたと言うのです。

訳がわからなくってスージーにきいてみました。・・彼女ははっときずき「Acoに緑の何かを身につけていかないとピンチされるのよ!ごめんなさいね!あなたの国にはそんな日がないことを忘れていた私が悪かった<m(__)m>」と子供達と一緒にティーパーティーを開いてくれたのです。・・・そんな思い出から私や娘にとってはわすれられない「St.Patrick’sDay」なのです。

30年経ち、今はその日を春が来る前の「緑の日」として緑のセッティングをし、お食事を楽しみます。

そんな我が家の食事を生徒さんに紹介しました。